大神による不二咲の死体観察の結果

なんと不二咲千尋は男だったのだ。
衝撃を受ける一同。
ジェノサイダー翔に至っては不二咲が男だと知って「むしろ萌える!殺っておけばよかった!」とか言い出す始末。
そして不二咲が男ならば殺害現場だったであろう男子更衣室にも、自分の電子生徒手帳ですんなりと入れたはずだ。
すると十神もどおりでと納得の様子。

しかしこれで謎がすべて明らかになったと、犯人とされている者らしからぬ発言をし始めた。
まー、苗木も十神が犯人だとは思ってなかったのではっきりと「殺したのは別の誰かだけど、ジェノサイダー翔の仕業に見せかけたのは十神クンだと思う」と断言した。

しれっと認める十神。
じゃあなんであんなことしたんだよって話になる。

ここでみんな思ったはずだ。
マジキチだ。アタオカだと。
膨大な知識と帝王学が備わってるかもしれない十神に一般常識が備わってなかったなんて…。
十神のせいでここからがほんとの犯人当て
あらためて犯人は誰なのか?
誰か目撃者はいないか?なんなら被害者の目撃情報でもいい。
目撃?そういえば、セレスが見たっていってたような。

セレスは昨夜、不二咲にあっていた。
その時に不二咲は「じゃあ、急いでいるから行くね」と言ったそうだ。
急いでいる、つまり誰かを待たせているんじゃないかとセレスは思った。
きっとその一緒にトレーニングをするために待ち合わせをしていた誰かが犯人なのだろう。
それが誰かわかれば苦労しないのだけど…
霧切の思惑

霧切はどうやらこの時点ですでに犯人がわかったようだ。
えー、わかってるなら教えてくれればいいのに。
みんなで不二咲が持っていたスポーツバッグやジャージについて話してみれば?とかいう。
犯人によって処分された証拠品が、今さら役に立つとでもいうのだろうか。
スポーツバッグは1種類しか置いてなかったのでとくに話すことはなかったけど、ジャージには種類があったらしい。

そこで引っかかったのは大和田だった。
誰も不二咲が仕舞い込んだジャージが青だなんて言ってないのに、おまいさんはなんで知ってるんだい?
霧切がスポーツバッグやジャージについて語れと言ったのは、犯人から失言を引き出すためのブラフだったようだ。
ただ、霧切はもとから大和田が犯人だと思って狙い撃ちしていた模様。

不二咲が死ぬまでは”あの女”呼ばわりしていたのに、不二咲が死んだあとは”アイツ”と呼んでいたという。
だから大和田は不二咲が男だと知っていたんじゃないかと。
そんな細かいことに気がつくなんて恐ろしい女だと言われると。

たしかにそうだ。
観察力の鋭さなんかより、殺人犯のほうがよほど怖い。
しかしまだ大和田が犯人と確定するには弱い根拠しかない。
壊れた電子生徒手帳
他になにかないかと模索していると、山田が誇らしげに「そろそろ出番か」と腰を上げた。

たしか、不二咲の電子生徒手帳は行方不明だったはず。
となると、その電子生徒手帳は不二咲のものというのが濃厚。
だがしかし確かめようにも電子生徒手帳は壊れていて起動しないのだとか。
壊れないはずの電子生徒手帳が玄関ホールにあった桑田の分も含め、2つも壊れているとはこれいかに。

そういえばこの電子生徒手帳には唯一の弱点があると話していたのを覚えている。
学級裁判をフェアに進めるためにも弱点を発表するべきだと霧切。
朝比奈も絶対に真似しないから教えて!とお願いしたところ…

以外にあっさり教えてくれた。
…やっぱりね!と山田。

そのことから「誰かが故障を狙って故意にサウナに電子生徒手帳を投げ込んだ」に違いないということがわかった。
誰かって誰?
それはやっぱサウナに持ち込むと電子生徒手帳が壊れると知ってるあの人でしょう。
事件のあらまし











犯人はこの中にいる!
不二咲が男だと知っていたこと。
電子生徒手帳が熱で壊れると知っていたこと。
不二咲のジャージの色が青だと知っていたこと。
それらすべてが犯人だと物語っている。
苗木「そうだよね?大和田紋土クン!!」

サウナ対決で大和田が電子生徒手帳を壊していたとするなら、その後で男子更衣室に入るには別の男子の電子生徒手帳が必要だったはず。

大和田が現在所持しているのが桑田の電子生徒手帳で、玄関ホールにあった壊れた電子生徒手帳は大和田のものだったのだろう。
だからモノクマは言っていたんだ。
桑田の電子生徒手帳は壊れてないって。
ということで、大和田の電子生徒手帳を確認してみようか?と迫ったら。
その必要はねぇーよと大和田。

白状した。
その流れで投票開始。

動機は何だったんだろう?
犯人は大和田で確定したけど、その動機は?
それは大和田に変わってモノクマが話しだした。

弱さにコンプレックスを持っていた不二咲は、さらに弱い者の中に自分を隠すことにした。
それは女性。
だから彼は女の格好をしていた。
そうすれば男のくせに弱いと言われることがないからだ。
だけどこの度のコロシアイ学園生活は弱肉強食の世界で、強くならなければ生き残れない。
それを痛感した不二咲はこれを機に強い人間になると決意する。
そのためにも心と体を鍛え直すためにトレーニングを開始しようと考えた。
トレーニングの協力者として白羽の矢が立ったのは大和田だった。

そこで霧切は気づいた。
殺害現場を交換したのも、不二咲の電子生徒手帳を壊したのもきっとその約束のためだったんでしょうねと。
そこまで思いやりがある大和田がどうして不二咲を殺すことになったのか。
大和田にはバラされたくない秘密があった
24時間後にはバラされてしまう秘密。
大和田はどうしてもバラされるわけにはいかなかった。
その秘密とは”大和田は兄を殺した”ということ。

彼には大和田大亜という兄がいた。
兄の作った暴走族はやがて日本最大のチームに発展した。
そんな兄の引退式の日、大和田は兄に勝負を挑んだ。
今のままでは兄の金魚のフンであり、ただの二番手、次の総長としてみなが納得しないと考えたからだ。
兄が作ったチームをまとめるために、兄に勝って堂々と引き継ごうと考えての勝負だった。

勝ちをあせった大和田が対向車線に飛び出すと、目の前にはトラックが。
そんな大和田を庇って、兄の大和田大亜は非業の死を遂げたのだ。
ぜってーに潰すんじゃねーぞ、俺とお前で作ったチームなんだからな、それが兄の遺言となった。
兄の死の真相が知れたらチームは解散してしまうだろう。
だから大和田は兄の死の真相がバレることに恐怖した。
本当に弱いのは
不二咲はトレーニングを始めるにあたって大和田に秘密を暴露した。

その問に対して不二咲は言った。
「変わりたいんだ」と。

そんな強さを持つ不二咲に大和田は嫉妬したのだという。
そして不二咲が「大和田くんは強い」と口にするたびに、感情を歪ませて拗らせていく大和田。
なんだそりゃ?皮肉か?

気が付いたときには大和田は不二咲を手にかけていた。
おしおきの時間

しんみりとする間もなく、おしおきに突入。


バイクは勢いよく発車するとスピードが乗ったところでモノクマは脱出。

目が回ってもぐるぐるぐるぐる。
そうして回転を終えた大和田はバターになって出てきた。
なんでバター?
これ、意味わかんないよね?
おそらく昔の絵本にあったトラがぐるぐる回ってバターができたっていう話のオマージュなんだろうけど、そもそもなんで回るとバターになるのかさっぱりわからん。
とはいえ、これにて大和田の処刑は完了した。

第二章終了。

CHAPTER02で亡くなったのは不二咲千尋と大和田紋土の2名。
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