学級裁判後
みんなは玄関ホールにいた。
初めてこの扉を見た時は、ここに15人のクラスメイトがいた。
今、ここを出ていくのは、たった6人の生徒たち。
江ノ島盾子が死んでも、建物が崩壊したりとか、そんなものはなかったけど空調が止まった。
必ず出ていってもらう、そう江ノ島盾子は言っていたから、空調の止まったこの学園では生活できないのだろう。
最後に落としていった、この謎のボタン。
おそらくはこれを使って学園から出て行け、そういうことなのだろう。
もしかしたら学園が爆発したり…と恐れる葉隠に、だからといって押さないわけにはいかないだろという十神。
むしろ出たあとのほうが心配だ。
けど、たとえ外がどんな世界でも、苗木たちはそこで生きていかなければならないのだ。
生きていれば絶望することもあるかもしれないけど、希望だってあるはずだ。
”外にはまだ希望を捨てきれない連中がいる”と江ノ島が言っていたので、そいつらに十神家復興の手伝いをさせるのもいいかもな、と野望に燃える十神。
朝比奈はまずはドーナツ屋へ行く!と、にこにこ顔だ。
葉隠にドーナツ屋がなかったら?と問われると。
ものすごく前向きでポジティブな意見が出た。
それに感銘を受けた葉隠も、道がなければ作ればいいのか!
天地創造…運命は俺に世界を作れとつぶやいているのか、と謎のやる気に満ちていた。
各々の希望を胸に学園を去る決意をする。
でもどうせなら笑ってお別れしないとね、と朝比奈。
いつでもどこでも無料で占ってやるからな、と葉隠。
煩わしいのは嫌いだが、困ったことがあれば言うだけ言ってみろ、聞くかわからんがな、と十神。
腐川は今ならあたしと白夜様の物語が書けそう!と文学少女の片鱗を見せた。
名残惜しくはないけど、不思議な気分ね、と霧切が言うと、苗木はもっともらしい言葉で締めた。
ボクが諦めない限り、希望は広がる…!
そしてそのスイッチを押した。
広がっていくゲート。
外に待つのはどんな世界か。
たとえどんな世界でも、希望を忘れず前に進む。
苗木たちならきっと大丈夫だろう。
これにてダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生は終了。
終劇
と、思いきや…
え?もう操ってる人間いないのに…?!
モノクマ「そう…ヌイグルミじゃないんだよ」
モノクマ「オマエラの…この学園の…」
このプレイ日記のゲームはこちら↓
あとがき
読んでくれた皆様、おつかれさまでした。
全38話に及んだ、ダンガンロンパもやっと終わりです。
長かったな~。
苗木たちがこの後、どんな人生を歩むのかは、ダンガンロンパ2をやると少し見えてくるようです。
ダンガンロンパ2の記事も、続けて書こうかなと思ったのだけど、スパイクチュンソフトさんが公開を許してるのが「1章まで」なので、諦めました。
プレイ動画の利用許諾範囲なので、画像はセーフなのかな?とも思いましたが、やめときます。
だってきっと、許可してないのはネタバレして欲しくないから、ですよね。
気になった方は、それこそゲームを買ってプレイしてみるか、You Tubeでプレイ動画を公開してる方がいるので、観てみるといいと思います。
ちなみに、CHAPTER05 学級裁判 Part2 「ダンガンロンパ」 の霧切のウソを追求した場合、別のエンディングが用意されてたりします。
まあ、これはこれで幸せなのかな?的なやつ。
明日以降の予定
次のゲームのプレイ日記を書こうと思いますが、何のゲームにするかはまだ決まってません。
なので、もしかしたら次の日記まで数日空くかも…。
もし間髪入れず、明日も日記が更新されてたら、ぜひまた読んでもらえると嬉しいです。
最後に、ここまで読んでくれた読者の皆様、ほんとにありがとうございました。
コメント