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CHAPTER05 疾走する青春の絶望ジャンクフード 非日常編 Part1 「ダンガンロンパ」

ダンガンロンパ

22日目 植物庭園

その人物が…

その死体は覆面をしているため、誰なのかわからなかった。

そもそも本当に死んでいるのか?とか性別すらもわからなかった。

死体を観察した十神は、呼吸も停止してるし、胸も動いていないから、一切の生命的活動が停止してるものと見えると結果を出した。

触ると汚れる危険性があると教えてくれた。

そして朝比奈が言うには胸の膨らみや体のラインなどから、その被害者は女の子だという。

正体不明の謎の被害者。
十神は何があるかわからないから、慎重にしろと言っていた。
言っていたのに…

十神がおい、待て。と言ったときにはすでに遅く、ジェノサイダー翔は強引に覆面を剥がしにかかっていた。

その時…

死体は爆発し、勢いよく燃えだした。

急げ、さっさと消すんだ!と十神から水の入ったバケツを手渡された。

すぐに火はおさまったが、死体は上半身黒焦げになってしまった。

ただでさえ覆面で誰だかわからなかったのに、ますます判別困難に。

しかし、十神は言う。

その死体の正体はここにいない者だと。

みんなが霧切さん!?と困惑していると…。

そこで死んでいるのは霧切ではなく、黒幕だと十神は言った。

以前、アルターエゴが教えてくれた情報では、黒幕は学園長という話だった。

その学園長は30代後半の男性ということなので、目の前の死体とは一致しないのだ。

そこで苗木は霧切から聞いた「戦刃むくろ」の情報を開示した。

だとしたらなんで今まで隠れてたのに、いきなり出てきて死んでるんだ?と葉隠。

たしかにもっともだ。

何か身元を割り出す手掛かりがあるかもしれないから、もう1度調べてみようということになった。

よく見ると死体のそばには鍵のようなものが落ちていた。

苗木は十神からどこの鍵なのか調べる任務を与えられた。

いわゆるパシリ。
そう思ったがすぐに任務遂行のための行動に移った。

5階の生物室の鍵ではなかったので、4階に降りて情報処理室に向かった。

情報処理室

差し込むとカチャと音を立てて鍵が回った。

中を確認する前に、このことをみんなに知らせようと植物庭園へ戻った。

植物庭園

さっき拾った鍵は情報処理室の物だったと伝えた。

そこで全員で情報処理室へ移動することになった。

情報処理室

苗木が情報処理室のドアを開けると、そこに人影はなかった。

目についたのは壁一面のモニター。

それら全てが監視カメラの映像だった。

その他にはパソコンやテレビなども置いてあった。

モノクマがヌイグルミ化してたのは黒幕が死んだから。

そう結論付けても過言ではない雰囲気が出来ていた。

そこで葉隠は黒幕が死んだのなら出口を探そう!と提案した。

しかし十神は、出口ならばいつでも探せる。

それより先に調べるべきことがあるはずだという。

先ほどの死体が黒幕というならば、それを殺したのは一体誰なんだろう?

ここにいないのは霧切さんだけだけど…。

テレビをイジっていた葉隠が、電源さえ入れればテレビが映るはずだという。

さっそく電源を入れてみると…。

室内アンテナにしか繋がっていないテレビに、なんで監視カメラの映像が?

このテレビに何か仕掛けでもあるのかな?と話していると「仕掛けってどういう仕掛け?」と、いつの間にかモノクマが紛れていた。

”モノクマがヌイグルミ化したのは黒幕が死んだから説”が崩れていくのがわかった。

朝比奈「ウソでしょ…?まだ続くって事…?」
葉隠「そ、そんな…ここから出られるはずじゃ…」

ここから出たいなんてまだそんな事言ってんの?とモノクマ。

この生活だって”悪い事ばかり”じゃないじゃん!と霧切も言ってたようなセリフを吐いた。

一通り大笑いして満足したモノクマは、いいところに目をつけたねとテレビについて教えてくれた。

モノクマが事あるごとに学園の謎に迫るヒントを教えてくれてたのも、この部屋に皆が来るようにおびき出したのも…

すべては、全国の視聴者諸君に向けた前代未聞の”絶望的公開生中継”の為の絶望エンターテイメントを演出してただけとネタばらしがあった。

その衝撃を受けて苗木の精神は音を立てて軋んでいくのだった。

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