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CHAPTER03 新世紀銀河伝説再び!装甲勇者よ大地に立て! (非)日常編 Part1 「ダンガンロンパ」

ダンガンロンパ

学級裁判を終えた夜、朝比奈は弱気になっていた。

下着姿で枕を抱きかかえて泣く朝比奈

もう耐えられない、早くここから出たい。

だけどそんなこと考えちゃダメ!
なんとか自分を奮い立たせようと、朝比奈は大好きなドーナツに力を求めた。

そして夜時間ではあったが、倉庫までドーナツを取りに行こうと部屋を出た。

しかし寄宿舎エリアを出て、食堂の入り口などがある広場を通りかかると、妙な音が聞こえてきた。

その音のする方へ向かうとそこには…

お風呂場のロッカーに浮かぶ不二咲の顔

11日目朝

食堂には6人しかいなかった。

十神と腐川はいつもどおりだとして、朝比奈はどうしたのだろう。

その答えは大神が知っていた。

朝比奈は腹痛だという。
そのため今朝の朝食会は休むことにしたのだとか。

食堂に集まる霧切・セレス・葉隠・大神・石丸・山田

新しい世界の探索へ

石丸の様子がおかしく、一切しゃべろうとしない。

昨夜の大和田の学級裁判のあとでは無理もないことだろう。

石丸に変わって年長者である葉隠が、探索をしようと提案した。

3階へ続く階段のシャッターが開いている。

娯楽室

3階には娯楽室があった。

娯楽室。

娯楽室にはビリヤードやオセロ、チェスに将棋、ダーツなどたくさんの遊具があった。

セレス「雑誌類も充実しているようですわよ。」

次号が出たら自動的に補充されるのか、気にしているとモノクマが現れた。

「定期的に雑誌を補充してほしい」とモノクマにセレスがお願いすると…

モノクマ「ボクがそうしたくても、雑誌そのものが…」

雑誌はもう補充されないのだという。

美術室

娯楽室の他には美術室があった。

美術室。

美術室の中は彫刻や絵画など、あらゆる芸術品がごちゃまぜに置いてあった。

その奥には美術倉庫も。

たくさんの器材が置かれた美術倉庫。

その床に1枚の写真が落ちていることに気づいた。

笑顔の大和田・桑田・不二咲。仲良さそうな写真。

3人が教室で撮った写真のようだ。

ただ、窓に鉄板はないので、最近撮られたわけではないのかもしれない。

不思議に思ってるとモノクマに写真を没収された。

物理室

さらに奥まで進むと物理室があった。

物理室。

物理室の中央にはとても大きな機械があった。

モノクマ曰く空気清浄機だという。

モノクマ「あらゆる状況下で酸素を生み出せる優れ物だよ。それさえあれば、火星だって暮らせる」

苗木たちがおいしい空気をいただけるのはその装置のおかげなのだとか。

ふと、目線を移すとピンクの物体が目に入った。

なんだか、アニメ調の妙なデザインだけど…デジカメだよね?

おもちゃのようなチープなデジカメがそこにあった。

食堂

それぞれの報告を聞くために再び食堂へ。

食堂には先程のメンバーの他に朝比奈とジェノサイダー翔がいた。

朝比奈はお腹痛すぎてお腹へったからドーナツを食べに来たのだという。

ハガクレ「図書室の本を大量に持って、更衣室で読書してたべ…」

葉隠が十神の目撃情報を話すと、ジェノサイダー翔は喜々として出ていった。

みんなの報告を聞き終えたので、苗木も自分が見たものや拾ったデジカメについて話した。

そのデジカメのデザインが微妙だとセレスがいうと山田が吠えた。

ヤマダ「失礼な!『外道天使☆もちもちプリンセス』のプリンセスぶー子だぞッ!!」

どうやらこのデジカメは山田のもので、お気に入りゆえに入学のときも持ってきたのだが、意識を失って気づいた時にはなくなっていたのだという。

その時と違ってだいぶ汚れたデジカメを見て「汚された、もういらない」と山田は所有を放棄した。

セレス「でしたら、わたくしが預かってもよろしいですか?何かに使えるかもしれません」

セレスがデジカメを預かることに。

デジカメに続いて苗木が見た”3人の写真”のことを話してみると、みんなもそれはおかしいと。
どうせモノクマがねつ造したものだろうということで落ち着いた。

ハガクレ「…忘れんべ!モノクマのいたずらなんか気にしててもしゃーないって!」

考えるだけ無駄ということか。

報告会は終わりかと思ったら、セレスが朝比奈の今朝の朝食会欠席の本当の理由は?と詰めより始めた。

朝比奈は言っても信じてもらえないからと口ごもった。

笑わないからと口を開かせると「幽霊を見た」というのだ。

オオガミ「朝比奈が見たものはなんなのか… 浴場に行って、我らの目で確かめてみればいい。

幽霊を見た現場へいってみようということになった。

お風呂場へ

朝比奈が見たというあたりのロッカーを開けるとそこには…

ナエギ「パソコン…?こんな所にパソコン…?」

以前、図書室で見かけた壊れたパソコンが入っていた。

なぜ、誰が、こんなところにパソコンをしまったのだろうか。

キリギリ「この脱衣所には監視カメラがない… つまり、ここは黒幕の目が届かない場所…」

おそらく黒幕に見つからないようにパソコンをここに匿ったみたいだった。

パソコンは修理されたようでスリープモードになっていた。

スリープをといてそこにあった”アルターエゴ”というアプリを起動させてみた。

不二咲が残してくれたもの

アルターエゴ「どうも、はじめまして… 不二咲千尋ですぅ…」

アルターエゴとは別人格という意味なのだという。

モニターに映し出されたのは不二咲千尋のアルターエゴだった。

超高校級のプログラマーである不二咲はパソコンを修理し、そこに超高校級のプログラマーと呼ばれる所以となった人工知能プログラム”アルターエゴ”を構築したようだ。

霧切はアルターエゴに「あなたはどうしてここにいるの?」と聞いてみた。

ご主人タマである不二咲はアルターエゴに、パソコン内部にある大量のファイルの解析を任せたようだ。

アルターエゴ「このパソコンのハードディスクにあった、膨大な量のファイルの解析…」

ロックが厳重で解析には時間を要するという。

このパソコンをネットに繋げれば外の情報が得られるかもしれないが、ひとまず今は黒幕の目の届かない場所で、ファイルの解析に専念してもらうことにした。

黒幕にみつからないようにね、と霧切が書き込むと「実はウェブカメラでそっちの様子が見えているので、怪しい人が来たら助けてー!と叫ぶから」と約束してくれた。

夜時間だと完全防音の個室では聞こえないかも知れないので、霧切は部屋のドアを開けたままにしておくと明言した。

すると今度はアルターエゴから質問があった。

アルターエゴ「さっきから、ご主人タマの姿が見えないけど…」

霧切は正直に不二咲は大和田に殺されたと伝えた。

それに対しアルターエゴは、最初からご主人タマがこの状況下で生き残れる可能性は極めて低いことくらいわかっていたから覚悟はしていたと言った。

その話を最後にアルターエゴとの接触は切り上げ、お風呂場を出ることにした。

アサヒナ「スゴくない!?なんだかんだで、私ってお手柄じゃない!?」

朝比奈が自分の手柄にはしゃいでいるとモノクマが聞きつけてきた。

ねぇねぇ、何がお手柄なの?とモノクマが聞くので、セレスは朝比奈がじゃんけんで一番風呂を勝ち取ったからこれから女子だけで入るのだと説明した。

アサヒナ「ほらほら!男子は食堂にでも戻ってて!私達はこれから、ゆっくーりお風呂に入るんだから!!」

そうして女子たちはお風呂場へ入っていった。

モノクマは言う。これはのぞきイベントだと。

モノクマ「こんなチャンスは、そうそうありませんぞ!男のロマンってヤツですよ…!」

普段あんなに健全を謳ってるくせに。

でもせっかくだからイベントに乗っかってみた。

大神、朝比奈、霧切、セレス、腐川

シャワーなんて使ったことないと言っていた腐川が風呂に入っているだと!?

ついでにセレスさん、持ち込んでるそれってワインでは…?

いや、そんなわけないか、ここ学校だものね。

女子がお風呂から出て食堂に帰ってくると、モノクマがプレゼントがあるから体育館に集まれといってきた。

セレス「お風呂で話していたのです。そろそろ、あなたが何か仕掛けてくる頃ではと…」

すでに女子たちはお風呂場でモノクマの行動を予期していたようだ。

体育館に着くと十神と腐川が待っていた。

トガミ「お前らが遅れたのは、二足歩行を忘れたからか?いいか、右足と左足を交互に出して進むんだぞ。」

そしてたっぷりと嫌味を浴びせられた。

本題に入ってモノクマが用意していたプレゼントの発表があった。

モノクマ「ひゃっくおっくえーん!!」

卒業者が出た暁には100億円を贈るという。

どうやらこれが今回モノクマの用意した動機らしい。

お金なんかで殺人が起きるわけない、そう思いたかったけどみんなはもう知っていた。

誰もが信じられない動機でも殺人は起きてしまうことを。

12日目朝

朝食会の参加者からついに言い出しっぺの石丸が消えた。

ヤマダ「石丸清多夏殿が…来なくなってしまいましたな…」

そんな山田は夜中にアルターエゴを使用していたようだ。

それに気づいた霧切は「アルターエゴの使用の禁止」を決めた。

石田誕生

部屋のチャイムが鳴った。
石丸だった。

イシマル「…本当か?不二咲くんと会えるって…」

説明してもわかってくれそうもないし、かといってほっとけなかったので苗木はアルターエゴのところに連れていくことにした。

アルターエゴはすぐさま石丸の罪悪感に気づいて、持っていた情報の中から大和田を構築してみせた。

アルターエゴ「まぁ、立ち止まるのはしかたねー… せいぜい時間をかけやがれってんだ…」

アルターエゴがシミュレートした大和田の言葉は、乾ききったスポンジが水を吸収するかの如く、石丸の心に沁み入ったらしい。

イシマル「うおおおぉおおおおおおぉおおおおおッ!!」

気合い入りすぎて別人になった石丸。

様子を見に来た霧切にこっぴどく叱られる苗木。

キリギリ「…勝手な事しないで。迷惑なの。私だけじゃなく他のみんなにも…」

石丸が生まれ変わってしまったことか。
アルターエゴを無断使用したことか。
それとも両方…

ゴメンナサイ。

13日目朝

朝食会へ向かうと食堂にいたのは葉隠だけだった。

ハガクレ「後で、ゆっくり話すべ。とりあえず、一緒に風呂に行くべ」

連れられてきたお風呂場には朝食会のメンバーが揃っていた。

なにやらご立腹の様子の霧切とうろたえる山田。

キリギリ「私は理由を聞いているだけよ。どうして、2度も同じ過ちを犯したのか…?」

夜中にアルターエゴを使うなとやんわりと釘を刺したにもかかわらず、山田がまた約束を破ったようで、霧切はそれについての理由を求めていた。

山田はアルターエゴに恋してるという。

それで彼女と一緒にいたいのだと。

イシマル「兄弟はオレのもんだッ!!」

しかし石丸は石丸でアルターエゴは”魂をわけた兄弟”だと思っているので、アルターエゴはオレのもんだと主張してくる。

ヤマダ「ボクと彼女は、愛で結ばれる運命なのです!!」

山田も負けじと応戦。

キリギリ「あなた達、いい加減にして…」

呆れる霧切。

そしてアルターエゴは誰のものでもなく、不二咲が残してくれたみんなのものだと諭す。

キリギリ「とにかく、アルターエゴの作業が終わるまでは、変な気を起こさないで。」

何より最優先したいのはファイルの解析。

アルターエゴの解析が進めば学園の秘密もわかるかも知れない。

二人に忠告をして解散となったが、霧切には何か対策があるようだった。

このプレイ日記のゲームはこれ↓

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