今回は少し長いので2部構成にしてます。
開廷
まずは凶器の認定。
といっても、鈍器で殴打されたのが致命傷と書かれていたのだから凶器はすでに判明してるも同然。
と、凶器が確定されるやいなや、その続きは俺が話そうと十神白夜がしゃしゃり出てきた。
犯人ももうわかっている
突拍子もないことをさも当然に言い放つ十神。
もちろん場内は騒然。
いったいどんな根拠があるの?と言われて苗木が思い出す。
苗木「根拠なら…あるかもしれない…」
書庫で見たファイルの存在を明かした。
1つは…
惜しい。
確かミって文字も入ってたから”チチモミフィーバー”だよ。
そうそう。チミドロフィーバーだ。
その血文字とハリツケの2つがジェノサイダー翔事件の特徴らしい。
ただその特徴のうちハリツケについては公にされておらず、知ってるのは警察上層部か犯人のみということ。
だから犯人はジェノサイダー翔本人に違いないと十神は言う。
ジェノサイダー翔の正体とは
そしてそのジェノサイダー翔は腐川冬子なのだと。
正確には腐川冬子の持つ別人格がジェノサイダー翔なのだと言う。
とんでもない代名詞ついてた。
ほんとかどうか本人にご登場願いましょう。
ジェノサイダー翔さーん!
呼んだら出てきた。
しかしジェノサイダー翔は言う、アタシは殺してないと。
確かにジェノサイダー翔の今までの事件と今回の不二咲の事件の手口が同じとは思えない。
苗木が代弁するには、ジェノサイダー翔の犯行と今回の事件では2つの相違点があって、その1つが被害者の致命傷。
被害者はいつもハサミで殺されている。
そしてもう1つの相違点。
ハリツケに使っていた道具もロープなどではなくハサミだった。
そこまで言うとジェノサイダー翔は「さらにもう1つあるんだけどね」という。
ジェノサイダー翔が殺すのは萌える男子であるということが条件だったらしい。
なぜなら腐女子だから。
でもこの殺人鬼が犯人じゃないなら、なぜ犯人はハリツケなんて知っていたのだろうか。
それに対する答えにどうやら苗木は気づいているようだった。
苗木「十神くん、キミなら可能だったんじゃないかな」
そう思えば見えてくるものもある。
死体を発見する直前の十神の行動はあきらかにおかしかった。
ロックが解除されてると知るなり、やたらと女子更衣室に入りたがっていた。
ただのすけべかと思ったけど。
お、おう。そうか当然だったか。
おや?これはおかしい。
つまり最初から、十神は被害者が不二咲だと知っていたということに。
根拠を固めていくと十神は開き直るように言い放った。
十神「俺は、不二咲千尋を女子更衣室で殺した後、死体のハリツケと血文字をでっちあげ、その犯行をジェノサイダー翔の仕業に見せかけた…そういうことでいいか?」
そう言われて十神のやたら余裕ぶった態度に違和感を感じる苗木。
現場は本当に女子更衣室なのか
女子更衣室が現場だったとはちょっと思えないと。
男子更衣室には女子に人気のアイドルグループのポスターだし、ふさわしくないよね。
ポスターだけじゃなくて別のものも入れ替わっていた。
それはカーペット。
先日、大神がプロテインコーヒーをこぼして作ってしまった女子更衣室のカーペットのシミは、あとかたもなく消えていたが…
そのシミなら男子更衣室のカーペットにあったという。
それってつまり、ポスターとカーペットを交換したってことなんだろうけど。
まったくもってそのとおり。
「そもそも現場が男子更衣室ならば不二咲さんはどうやって男子更衣室に入ったのでしょうか?」とセレスは投げかける。
それを聞いて葉隠が閃く。
たしかに桑田の電子生徒手帳を使えば入れるはず。
しかし記憶がたしかなら玄関ホールに置いてあった桑田の電子生徒手帳はこわれていたはず。
それを苗木が指摘すると「なるほど!じゃあ無理だな!!」と葉隠はあっさり引いた。
霧切の提案
頭を悩ませていると霧切から提案があった。
ちょっとちょっと!とあせるモノクマにも「その方が学級裁判も盛り上がるし、あなたにとっても好都合のはずよ?」と物怖じしない霧切。
一同は女子更衣室へ
霧切が連れていきたいところとは女子更衣室だった。
彼女は言う、不二咲千尋の体をすみずみまで調べて欲しいと。
死んでるとはいえ男に触られるのはかわいそうだということで、大神がその役を請け負ってくれた。
大神「こんなことにいったいなんの意味が…が…がが…」
大神の様子がおかしくなっていく。そして…
不二咲千尋の体をまさぐっていた大神は顔を真っ赤にして「男だ」と叫んだのだった。
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