３度目の学級裁判 開廷
開始するなり朝比奈は葉隠が犯人だと糾弾した。
それを援護するように、セレスも葉隠が犯人で間違いないと言った。
葉隠の部屋でジャスティスロボの材料と設計図を見つけたのが動かぬ証拠だという。
ジャスティスロボの設計図は葉隠が書いたのか？
苗木「その設計図ってさ、ほんとに葉隠クンが書いたものなのかな」
筆跡を変えて書いてみた程度の差ではないことは明白だ。
それに賛同する人が増えると朝比奈は
それならあの不審者の中に入っていたのは誰だと、問い始めた。
苗木と十神があの不審者の正体は葉隠だというと、言ってることおかしいじゃん！と朝比奈が憤った。
あの不審者と今回の事件の犯人は関係ないと言い切る十神。
ただその前に、はっきりさせたいことがあるという。
石丸の死体の運搬方法
「お前はわかるよなぁ？苗木」と苗木に説明を丸投げする十神。
物理準備室にあったビニールシートで石丸を包んで、同じく物理準備室にあった台車で美術倉庫まで運んだと回答した。
するとセレスはその答えが気に入らないのか、苗木を勘違いキャラ呼ばわりする。
苗木は勘違いではない根拠として、
物理準備室の血溜まりにはタイヤの跡が残っていたことから、死体をビニールシートで包んだ台車を運び出すときに、誤って血溜まりの上を通ったんじゃないかと答えた。
それに対し、セレスは舌打ちし、十神はまあいいだろうと合格点を出した。
そして言う、例の不審者が犯人ではない根拠を話してやろうと。
ジャスティスロボでは死体を運搬できない
使われた台車は取手がなく、屈んで押さなければ使えない代物だった。
足で押せばいいとセレスはいうが、腰を曲げられないのならビニールシートで包むといった、細かい作業が出来たのかも疑問だなと十神。
死体を運ぶときだけ脱いだんじゃね？とジェノサイダー翔。
しかしあの衣装は自分で脱ぐことができないほど、がっちりと留具がしてあったのだ。
それらのことから、ジャスティスロボには死体運搬などの作業はできなかったと思われる。
それでもセレスはデジカメの映像もあるし、葉隠が犯人で間違いないと主張する。
死んだ山田もジャスティスロボにやられたと証言していたし、これは揺るぎない事実なのだとセレスは言う。
事件を振り返る
すると霧切は、1つの視点に囚われるよりも他の可能性を話し合うほうがいいと、具体案として事件を最初から振り返ってみることを提案した。
それを受けて大神が今朝の出来事から話し始めた。
なかなか来ない他のメンバーを探しにいくと、朝比奈が娯楽室でセレスを発見。
大神、朝比奈、苗木はセレスから”山田が連れ去られたこと”と”不審者”という存在を聞かされる。
大神、朝比奈、苗木、セレスの４人が廊下へ出ると、十神、腐川に合流。
一同、図書室へ。
図書室で血を流した山田を発見、ジャスティスロボによる犯行だと山田が供述した。
山田を保健室に連れていき、退出した直後、セレスが階段で影を見たというので、２階に上がり手分けして捜索したところ、３階からセレスの悲鳴が上がった。
不審者を見たというセレスの話を聞いていると、続けざまに１階からも叫び声が上がった。
朝比奈、苗木、セレスは１階の山田の元へ、大神、十神、腐川の３人は３階の不審者を追った。
朝比奈、苗木、セレスは保健室で山田の死体を発見。
同時刻。
大神、十神、腐川は物理準備室で石丸の死体を発見。
死体発見アナウンスを聞く。
朝比奈、セレスは保健室に残り、苗木は３階物理準備室へ合流。
石丸の死体があり、腐川は気絶していた。
そこで保健室で山田が殺されたことを伝え廊下へ出ると、セレスに会った。
山田の死体が消えたという話を聞き、腐川を置いて、セレス、苗木、大神、十神が保健室へ。
セレスから聞いたとおり、保健室にあった山田の死体は消えていた。
腐川を置き去りにしたことを思い出し、一同は物理準備室へ。
腐川はいたが、石丸の死体が消えていた。
２人の死体を捜索開始→セレスが美術倉庫で死体を発見。
一同は美術倉庫へ。
そこで２度目の死体発見アナウンスを聞いた。
これが一連の事件の流れだと苗木が言うと、霧切は一連の連続した事件と考えるとらちが明かなそうねと言った。
そしてこの事件の矛盾点を探し出すことになった。
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