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CHAPTER06 超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由 非日常編 Part2 「ダンガンロンパ」

ダンガンロンパ

苗木の帰還

食堂に行くと、そこにみんなはいた。

感動の再会…!
と思いきや、十神が「何か匂うぞ」と。

ほろりなんてなかった。

事情説明

体育館でのモノクマとのやり取りをみんなにも説明することにした。

葉隠「やり直すも何も、苗木っちが犯人だったはずだべ!」

葉隠は本気でそう思ってたんだろか…。

もちろん、苗木が犯人でもなければ霧切が犯人でもないことを話し、苗木は黒幕の罠に気づいて、それを阻止したせいで処刑されたことを話した。

罠に気づいていたというより、黒幕の罠だという霧切の言葉を信じて、ウソを暴かなかっただけなんだけど…。

犯人でもない苗木を処刑することは、明らかなルール違反である。

だから学級裁判をやり直すように交渉したのだと霧切がいうと、すぐに電波ジャックの件を交渉材料にしたんだなと十神は察した。

最後の学級裁判は、戦刃むくろ殺しのクロを暴くだけでなく、この学園の謎の全てを解明するという約束になっている。

失敗すればもれなく全員処刑。

それらの説明を終えると、腐川が「ちょっと…!そんな勝負、勝手に受けたりしないでよ…!」と、もっともなことを言い出した。

うーん、こんなふうに思う人のほうが多そうなのに、みんな血気盛んだな~。

とにかく、あとはみんなで協力すればと苗木が言うと、霧切がまたしても「そうかしら?」と疑問を呈した。

霧切がみんなで捜査することに不審を覚えたという、モノクマからのヒントをみんなにも伝えた。

この”コロシアイ学園生活”の参加者は全員で16人、”コロシアイ学園生活”が始まった後、生きたまま学校に足を踏み入れた人数も16人だったということを。

苗木・十神・霧切・腐川・葉隠・朝比奈の6人のみ。

遺体を片付けたり、偽装工作したりするのは、どうしても遠隔操作では出来ないこともあった。

だとすると、この中に黒幕が含まれてる可能性もあるということなのだ。

自分たち6人の中に黒幕がいるかもという衝撃。

が、苗木はその可能性を消そうと必死で訴える。

「ボクたちの中に黒幕がいるってことは、その人がモノクマを操ってるってことでしょ?でもモノクマが動いてる間、そんな怪しい行動してる人いた?」

朝比奈も仲間を疑いたくない派らしく、意見を寄せてくれるが…。

可能性がある以上はほっとけない、と考えた十神が単独行動を宣言。

十神にしか興味ない腐川も単独行動に。

霧切はもちろん最初から1人でやるつもりだし。

残った葉隠は朝比奈と苗木を見て「1人のほうがマシだべ」と笑いながら食堂から去っていった。

朝比奈にいちお、どうしたいのか?お伺いを立ててみるも、朝比奈は「今までさくらちゃんに頼りっぱなしだったから、私も役に立ちたい!」と1人でがんばってみると決心していた。

真の解答編へ突入するにあたって、全てのロックを解除。

どこでも好きに調べてチョーダイナ!とアナウンスがあった。

みんなで手分けして捜査してると思えば…うん。

わりと健気な苗木はひとりで今後の予定を練るのだった。

捜査開始

まずは行くべきところの確認。

今までロックされていた4階学園長室、5階生物室、4階情報処理室の中のモノクマ模様のドア、寄宿舎の2階、それから戦刃むくろに関係してる植物庭園と武道場。

それらをざっとメモ書きして準備を整えた。

寄宿舎2階

寄宿舎2階へ続くシャッターはなくなっていた。

まるで戦場にでもなったのか?というような荒れ様だった。

寄宿舎2階は教員用だと聞いていたが、その中でも一際大人びた部屋を発見した。

学園長の個室

そこには霧切がいた。

見ると、壁に明らかに隠し部屋に繋がりそうな扉があった。

が、それは施錠されていて、開けることは叶わなかった。

霧切の心残りとはどうやらその部屋のことらしい。

解錠の仕方は、パソコンでやるのだと分かりはしたが、パスワードが分からないのだと霧切は言った。

そのパスワードを探っていたので、パソコンに入っていたあらゆる情報に目を通したらしい。

霧切にお手上げなら…とも思ったが、苗木には1つ思いついたことがあった。

苗木は、霧切には思いつかないであろう”霧切響子”の名前を打ち込んでみた。

学園長の個室の隠し部屋

隠し部屋の中には、とても目を引く楽しげなプレゼントボックスが置いてあった。

しかしそれを開けても、楽しいことはないはずよと霧切。

開けても叫ばないようにねと念を押されながらも、苗木はそれを開封した。

苗木「うわあああああああああああああ!!!!!」

霧切は冷静に「私の父よ」と紹介した。

アルターエゴは言っていた。
すべてを仕組んだ黒幕は学園長である可能性が高い。
学園長は30代後半の男性で。
今もこの学園内にいる可能性が高い。

モノクマは言っていた。
コロシアイ学園生活が始まってから、生きたまま足を踏み入れたのは高校生16人だけだったと。

霧切は冷静な口調だったが、1度も箱の中を見たりはしなかった。

きっと心のどこかでは、箱の中身が期待外れであって欲しいと願っていただろう。

隠し部屋の机の中には、全ての権限が付与された電子手帳が入っていた。

霧切が必要ないわというので、苗木が持ち歩くことにした。

ふと、目を遣ると幼い霧切と学園長らしき写真が置いてあった。

絶縁を言い渡したくて学園に入学した霧切。

今度こそやっと精算できると思っていたのに、勝手にいなくなってその機会さえ奪って…。

彼はあの写真を見ながら仕事に励み、いつか霧切に会いに行こうと思っていたのかもしれない。

でも、正論じゃ片付けられないのよ、と霧切。

そりゃそうだ。

そんな簡単に、じゃあ許すーなんてできるわけもない。

そして霧切から退出をお願いされた苗木は、隠し部屋から出ていくことにした。

学園長の個室

学園長は黒幕じゃなかった。

むしろ学園長は黒幕に殺されていた。

それなら黒幕は誰なのか?

玄関前ホールに集まった15人に戦刃むくろを足した16人。

本当にその中にいたんだろうか?

たくさんの仲間が死んだり殺されたりで、今残っているのは6人だけ。

この6人の中に黒幕が?

絶対あるに決まってる!と根拠のない可能性を信じる苗木だった。

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