被害者は霧切?
すると、目の前にいるにもかかわらず、葉隠が「あれは霧切っちだ」と言って聞かない。
目の前にいるのは幽霊だ、足があるのは最新鋭の進化した幽霊だからだ!と。
そこで被害者は霧切ではないという証拠を、葉隠に提示することになった。
なんてバカバカしいんだろう…。
というか葉隠ってほんとはオカルト好きなんじゃ…。
霧切が手袋をしているのは”人に見せたくない痕がある”からだと、十神が説明した。
被害者は手袋をしていなかったが、それは爆発で燃えただけだという葉隠。
爆発前は手袋をしていたはずと唱える葉隠に、被害者が付けていたつけ爪では、とても手袋など出来ないと諭した。
それに人に見られたくない痕を隠すために手袋を付ける人が、人に見せるためのつけ爪なんてするのかなぁ?と。
これにより、やっと葉隠はあれは霧切っちじゃなかったのかと納得したようだった。
被害者は誰なのか
あらためて被害者の身元を割り出すことになった。
被害者の上半身は爆発炎上により黒焦げとなり、判別がつかないが、右手の甲に印象的なタトゥーがあった。
それは狼をモチーフとしたタトゥー。
傭兵部隊フェンリルの兵士たちは、体の一部に必ず狼を表す刻印を刻んでいたという。
フェンリルが狼であることは、文学少女の腐川が教えてくれた。
久々にまともな腐川を見た気がする。
傭兵部隊フェンリルに所属していた過去を持つ、といえば”戦刃むくろ”だろう。
被害者は戦刃むくろで確定した。
黒幕?
戦刃むくろって黒幕だったんでしょ?それが死んでなんで学級裁判なの?と疑問を持つ朝比奈。
それに対し、戦刃むくろは黒幕じゃなかったと言う十神。
超高校級の絶望っていかにも黒幕らしいじゃんと朝比奈が言えば、十神はそもそも二つ名は超高校級の絶望ではなかったと答える。
たしかに戦刃むくろのプロフィールには”超高校級の軍人”と載っていた。
超高校級の絶望って言い出したのは霧切なんだけど…。
戦刃むくろが黒幕じゃないなら、黒幕は誰なの?学園長?とざわつくと、「いいえ、学園長は関係ないわ」と霧切がピシャリと言った。
が、今は戦刃むくろ殺しの犯人を特定する学級裁判中。
黒幕の正体についての私語は慎むようにとモノクマに言われた。
犯人は苗木?霧切?
生徒達の間…ということは、この中に犯人がいるということになるのだが…。
だ、だ、誰よッ!?誰が殺したの…ッ!?
そう慌てる腐川に、やたら冷静な十神は言う。
「犯人はすでに絞られている、なぁ苗木」と。
十神が言いたいのは苗木と霧切にはアリバイがないから、犯人は2人のうちどちらか、ということだ。
昨夜の夜時間以降、被害者が発見されるまで、ずっと体育館でモノクマ解体作業をしていた十神・朝比奈・腐川・葉隠には、完璧なアリバイがある。
そこで苗木は殺害が起きた時刻を特定しようと提案した。
犯行が行われたのはいつ?
夜時間に十神と葉隠は植物庭園に死体がないことを確認していた。
そして死体が発見されたのが朝9時頃。
ツルハシを取りに行った腐川が「死体を見つけた」とジェノサイダー翔になって帰ってきた時だ。
犯行時刻は夜10時から朝9時の間、しかし苗木は朝7時半にはモノクマ解体組の4人に合流していた。
そこで、犯行が7時半以降に行われたという証拠を見せれば、自分への容疑は晴れるのではないかと考えた。
ふと苗木はスプリンクラーの事を思い出した。
植物庭園のスプリンクラーは毎朝7時半に作動するようにセットされている。
もし、7時半よりも前から死体が置かれていたのなら、死体は濡れていないとおかしい。というのが苗木の持論だった。
犯行が7時半以降ならば苗木のアリバイは確保されてる。
ということは、犯人は霧切?
その言い訳は苦しいと笑うモノクマ。
そして十神も「”超高校級の絶望”である戦刃むくろが黒幕だと勘違いしていた霧切が、戦刃むくろを殺したのではないか?」と言い出した。
動機があってアリバイがないんじゃ…と葉隠が霧切を犯人だと決めつけようとすると…
苗木に再びアリバイがない疑惑が
霧切はいう、死体がスプリンクラーで濡れていないからって、犯行時刻が7時半以降だとは限らないと。
実際、死体は7時半よりも前から置いてあったが、あることをして死体が濡れないようにしてあったのだと言う。
それは物置小屋にあったビニールシートだ。
それで死体を覆って、死体が濡れるのを防いだのだ。
そのためビニールシートは表面だけが濡れて汚れていたが、裏側はキレイなものだった。
でもそれは何のために行われた偽装なのか?と霧切に問えば、「殺害が起きた時間を誤認させ、さっきの苗木くんのような言い訳をするため」と答えた。
ありゃー。苗木ここへきてアリバイがないどころか、偽装工作をする犯人像そのもの。
内心ショックが大きい苗木。
しかし思考停止はしない。それが苗木のいいところ。
あの死体の血は濡れていた。
もしビニールシートをかけていたのなら、裏側には血がついたはずなのだ。
ドヤ顔で自分がビニールシートで偽装工作したみたいな疑いを晴らそうとする苗木。
スプリンクラーをビニールシートでやり過ごしたあとで、血をまいたのではないか?と霧切は言った。
確かにあの場所からは1羽のニワトリが消えていた。
そうだ、あの場所は出血のわりに、周りに血痕は見当たらなかったのだ。
だから後から血をまいたというのはありえない。
ほっとしたのも束の間。
「血をまいていないのなら、血を染み込ませた白衣を被せればいい。」と霧切は即座に代替案を打ち出した。
かくして話は振り出しに戻り、けっきょく苗木・霧切の両名がアリバイなしということになった。
お互いアリバイはないものの、苗木は”犯行時刻を誤認させようと偽装工作をした”という印象操作が行われてしまった。
圧倒的不利な苗木。
裁判の行方はいかに!?
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