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CHAPTER03 学級裁判 Part2 「ダンガンロンパ」

ダンガンロンパ

石丸が殺された時刻

霧切響子「さっそく始めましょう。まずは、石丸君の事件からよ…」

そもそも石丸が死んだのは山田より先なのか、後なのか?

霧切が投げかけた問に対し、朝比奈が「ジャスティスハンマーの番号が山田のほうが若い」から山田が先だと答えた。

苗木誠「いや、ジャスティスハンマーの順番が殺された順番とは限らないはずだよ!」

それを否定する苗木。

その根拠として石丸の腕時計の話をした。

苗木誠「ほら、針が6時過ぎを指した状態で、壊れちゃってるでしょ?」

おそらく犯人に襲われたときに壊れてしまったのでしょうね、と霧切。

霧切響子「しかも、昨日の夜の時点で壊れていなかったとなると、彼が襲われたのは”今朝の6時過ぎ”で間違いないわ」

つまりその時刻に石丸は殺されたのだと主張する苗木。

霧切「そう、石丸君の殺害は、どの事件より先に起きていたのよ」

どうやら苗木たちは、ジャスティスハンマーについた数字のせいで、事件の順番を誤認していたようだった。

凶器に数字を振り、徐々にサイズアップさせていったのもそのためかと、十神も納得したようだ。

霧切響子「しかも、石丸君の殺害時刻が朝6時過ぎだとすると、彼の殺害時には全員のアリバイが適用されなくなるわ」

それを聞いた大神が、その時刻ならたしかにそうかもしれないが…と口を開いた。

大神さくら「だが、山田が殺された時は、我ら全員にアリバイがあったはずだぞ」

殺害時どころか、死体消失時にも全員アリバイがあるという。

山田の死体消失はどうやったのか

霧切響子「だったら、”誰が”じゃなくて、”どうやって”で考えてみましょうか?

ほんの1分という短い時間で、あの巨体を1階から3階まで運ぶ方法なんてあるんだろうか?

誰もが疑問に思っていたことに、霧切が答えを示す。

霧切響子「”死体自身”に移動してもらえばいいのよ」

死んだと思われていた山田は、実は生きていて死んだふりをしていた。

そこで自分の足で歩いて移動したのではないか、ということだった。

それを聞いたセレスは真っ向否定。

セレス「あの時の山田君は間違いなく死んでいましたわ」

山田の死体を見つけたからこその死体発見アナウンスだったと、セレスは言った。

死体発見アナウンスの勘違い

しかし苗木は気づいた。
同時刻に発見された石丸の死体の存在に。
そのせいで自分たちは勘違いしていたんじゃないかと。

苗木誠「石丸クンの死体発見アナウンスを、山田クンの死体発見アナウンスだとさ…」

そこでモノクマに死体発見アナウンスについて伺ってみると、センシティブな問題だから…と前置きしつつも死体発見アナウンスの定義について話してくれた。

モノクマ「3人以上の人間が、その死体を、最初二発見した時だけ流れるのです!」

つまり、同じ死体を何度発見してもアナウンスは流れないのだ。

苗木たちは2度のアナウンスを聞いている。

2度目は2人の死体が消えて美術倉庫で再発見した時。

苗木誠「実は”初めて発見”された状態だったんだよ。」

石丸、山田のどちらかは初めて発見された死体だったということになる。

大神さくら「我らが本当の意味で、あいつの死体を発見したのは、美術倉庫の時だったという事か」

あの時、初めて山田は死体となって発見されたのだ。

それまで山田は生きていた

そして美術倉庫発見時まで山田が生きていた根拠は他にもあると苗木は言う。

それは山田のメガネが、保健室発見時と美術倉庫発見時で、様子が変わっていたからだ。

山田がメガネを拭くのに使ったと思われる”キャラクターもののメガネ拭き”も、保健室のゴミ箱から発見されていた。

「だからといって、彼が自分でメガネの血を拭き取ったとは限りませんわ」とセレスが言うと

苗木誠「でもさ、メガネをキレイにして得するのって、そのメガネを掛けてる本人以外には考えられないよね?」

苗木のど正論にみなそれはそうだと納得した。

そうして生きていた山田はメガネの血を拭い、保健室を自らの足で出ていったのだ。

山田の死体消失トリックはきっとこれで正解だろう。

その足で山田は物理準備室に向かったと思われる。

十神白夜「俺達が保健室に集まっている隙に、物理準備室から石丸の死体を運び出したのか…」

みなが石丸の死体消失を確認し、捜索を開始した時点で朝比奈と大神は美術室を訪れていた。

しかし美術倉庫へのドアは誰かが内側から鍵をかけていたため、開かなかったという。

十神白夜「それが…石丸の死体を運んだ直後の山田だったという事か…」

山田は死んだフリでみんなを欺き、その隙に石丸の死体を美術倉庫へ運んだのだ。

山田は加害者だった

山田はただの被害者ではなく加害者として事件に関与してたのよ、と霧切が言うと朝比奈は「そんな…信じられない」と声を上げた。

霧切響子「信じられないなら、もう1つの証拠を見せてあげましょうか?」

そこで苗木は山田のパンツの中から霧切が見つけたメモを出した。

『抜け道らしき穴を見つけた。外が見える。ここから出られるかも…』

「モノクマに勘付かれるとマズイから、みんなに内緒で早朝6時に物理準備室に集合。」と続いていた。

それを聞いた葉隠が自分がもらったメモと同じものだと言うが…

葉隠康比呂「『モノクマに勘付かれるとマズイから、みんなに内緒で深夜1時に娯楽室に集合』って…」

後半の文面が違っていた。

これは葉隠と同じようにメモで呼び出された人物がいた証拠だ。

メモを受け取ったのは石丸で間違いないだろう。

苗木誠「つまり、石丸クンは、このメモで指定された時間帯の指定された場所で、殺されてたんだよ」

そのメモを持っていたのが山田なら呼び出されたのも山田じゃねーの?と当然の疑問が出る。

それに対して苗木は、メモの切れ端を石丸が握っていたことを話した。

山田はそのメモが重要な証拠だと知っていたので、石丸から奪い取ろうとし、その時に切れ端が石丸の手の中に残ってしまったと考えられた。

霧切響子「石丸君に渡されたはずのメモを、山田君が持っていて、その石丸君の手にはメモの切れ端だけが残されていた…」

それこそが、山田が事件に関与していたという証拠なのだ。

しかしその山田も死んでしまった。

では山田を殺した真犯人はいったい誰なのか?!

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