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この世に偶然なんてない、あるのは必然だけニャ「STRAY」第11話 ジェイル

STRAY

吾輩、生きてた

目が醒めたらこんなとこにいたニャ。

囚われの猫なのニャ。

でも大丈夫。
このカゴをゆらゆらさせて壁にぶつけて壊して脱出したニャ。

そんなことよりB-12が見当たらないのニャ。

お向かいさんは電気マッサージの最中ニャ

とりあえず通路に出てみたら向かいの牢で激しめのプレイをしてたニャ。

吾輩、空気が読めるので見なかったことにしたニャ。

ここも偵察ドローンが徘徊してるニャ

ClementineとB-12を探しに行こうとしたら、あっちもこっちもドローンが徘徊してるのニャ。

Clementineを見つけ出したニャ

なんとかドローンの警戒をかいくぐって2階の牢でClementineを発見ニャ。

壁に鍵がかかってるのが見えるニャ

向かい側の部屋の壁に鍵があるから取ってきてってことだと思うニャ。

B-12がいないからよくわからないニャ。

Clementine救出成功ニャ

鍵を渡すと自分で牢を開けて出てきたニャ。

脱出の準備をしているClementineをよそに気になるものが…

吾輩の友達はどこにいるのニャ?

なんかあっちのほうがまぶしいニャ。

再会

あの赤い光の中に大切なものがあるニャ

導かれた光の中に吾輩のともだちを見つけたニャ。

吾輩たちより厳しく捕らえられてるB-12

間違いない。B-12ニャ。

ちょっとClementineを呼ぶニャ

ちょっとこっちきて欲しいニャ。

B-12を見つけたのニャ。

言葉はわからないけどたぶん「お友だち、助けたい?」って聞かれた気がしたのニャ

吾輩が返事を返すとClementineは先程とは違う通路を確保してくれたのニャ。

よかった、通じたみたいニャ。
一緒にアウトサイドに行くって約束したのニャ。

B-12「なあ、アウトサイドに着いたら、おまえどうする?」
B-12「・・・・・・トモダチ、だろ?」

みたいなことがあった気がするのニャ

偵察ドローンの他に動くレーザーフェンスまであるニャ

動く光は厄介だけど、ZURKよりは楽だと思うニャ。

システムの電源を切って、その隙にB-12救出成功ニャ

ちょっとまだ気を失ってるっぽいB-12をくわえて離脱ニャ。

壊れてないニャ?大丈夫ニャ?

また会えて嬉しいニャー。

B-12も吾輩の思いがけない救出に驚きを隠せない様子だったニャ。

もちろんニャ

もう離れないように気をつけるニャ。

猫1匹とドローン1機とロボ1体の脱出劇の始まりニャ

また猫任せが始まったニャ

偵察ドローンが2機いるから牢屋に閉じ込めて来て欲しいとか、簡単に言うけどかなり難しいことニャ。

わりと無理難題だったけどやり遂げたニャ

吾輩、何度も撃たれて何度も死にかけたニャ。

ほんと猫使いが荒いニャ。

そんな吾輩の活躍のおかげで全員無事、出口までたどりついたニャ。

Clementine「このドアね。このジェイルから脱出するにはここしかないの。」

Clementineは何でも知ってるニャ。

ジェイルの情報も集めてあったのかニャ。

さすがお尋ね者ニャ。

これに乗って脱出できそうニャ

鍵のついた車を発見したニャ。

吾輩のお手柄ニャ。

ゲートを開けるスイッチを探して開けて来てくれと頼まれたニャ。

ゲートが開いたニャ

わりとすぐにスイッチは見つかったのニャ。

ちょ、まだ吾輩が乗ってないのニャ

ニャ!!

ちょっと、待つニャ!!

まだ吾輩が…ニャーーーーー!!!!!
あいつら撃ってくるニャ!!!
ヤバい!!死ぬニャ!!!

なんとか乗り込んだニャ

置いていかれるかと思ったニャ。

Clementineの見事なドリフトテクが炸裂ニャ

ミッドシティを華麗なドライブテクニックで走り抜けるニャ。

そんな吾輩たちをドローンも必死に追いかけてくるのニャ。

このまま逃げ切れるかもと思っていたのに、しばらくすると唐突に車を止めたのニャ。

さよならClementine

え?!なんでここ閉めるニャ??!

車を降りて地下鉄駅の入り口に向かうとClementineにフェンスを閉められたのニャ。

Clementine「少しの間、私がやつらの気を引くからその間に行って」

Clementineも一緒に行くニャ

Clementine「もうあなたは私たちの仲間よ」

そんなの知ってるニャ!

承服しかねるニャ!!

だからこそ一緒に行くのニャ!

なんで・・・なんで・・・MomoもDocもZbaltazarもClementineも吾輩だけ行かせようとするのニャ!!

Clementineは仲間のうち誰かひとりがアウトサイドにたどり着けばいいって言ったのニャ

吾輩、初めてMomoのノートを見たときから仲間だと思ってるニャ。

あのとき集めたノートにみんなの署名を見つけたニャ。

吾輩もそっと肉球スタンプを押したのニャ。

仲間がつないだレールにみんなの想いを乗せて

吾輩が必ずアウトサイドにたどり着いてみせるニャ

それにはまず電源を入れないとなのニャ。

どうやってあんな大きなものが入ってるのかわからないけど、アトミックバッテリーがバックパックに入ってるはずなのニャ。

この世界はときどき不思議なのニャ。

Necoコーポレーションから盗んだバッテリーをセットしたニャ

あちこちの照明に明かりが灯り出したニャ。

運転席の鍵は別れ際にClementineにもらったニャ

電車も起動したニャ。

ミッドシティ発アウトサイド行き列車、発車するのニャ

この先に何があっても、もうアウトサイダーの仲間には頼れないのニャ。

たくさんお世話になったニャ。
たくさん助けてもらったニャ。

一緒に脱出することは叶わなかったけれど、その代わり約束は守るのニャ。

電車でGoなのニャ

Momo「小さいアウトサイダーさん。僕らを空へ連れて行ってよ」(第4話

吾輩が登場するゲームはこれニャ↓

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第1話はここから読めるニャ↓

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