夕暮れの教室 並べた机
君が切り出した
「話があるんだ」
期待した一瞬 泡と消えた
あの子の名前が
君の口からこぼれる
「どうすれば
振り向いてくれるかな?」
困ったように笑う
その顔が大好きで
「あの子なら、
きっとこういうのが好きだよ」
自分の心に 嘘の蓋をした
叶わないでって 願ってるのに
「頑張れ」なんて
言いたくないのに
君の恋を支える
一番の味方を演じている
胸の奥が ぎゅっと痛むけれど
こうしていれば隣にいられるから
私は今日も「優しい友達」のまま
メッセージの通知 跳ねる心臓
開けばあの子の 好みのリサーチ
「服を選んで」って
デートの準備?
私に見せる笑顔
全部あの子に向いてる
「いつも助かるよ」って
頭を撫でる
その手があまりに温かすぎるから
期待したくなる
勘違いしそうだよ
夢見る、私
叶わないでって 願ってるのに
「頑張れ」なんて
言いたくないのに
君の恋を支える
一番の味方を演じている
胸の奥が ぎゅっと痛むけれど
こうしていれば隣にいられるから
私は今日も「優しい友達」のまま
あの子になりたいわけじゃない
ただ、君の視線の先にいたいだけ
叶うわけないって わかってるよ
でも、あの子に恋する
君と過ごすのは 世界で一番
苦しくて 幸せな時間なの
叶わないでって 願ってるのに
「頑張れ」なんて
言いたくないのに
世界で一番 君のことを
知っているのは 私だよ
この時間が ずっと続けばいいな
「優しい友達」の
仮面が 剥がれる前に
笑顔でアドバイスしながら
君の恋が叶わないように
千回祈るよ
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