終電間際の プラットホーム
冷たい風と
誰かの香水の残り香
画面の中に 君の「おやすみ」
たった4文字
それだけで息が止まる
都会の空は 星も見えない
かわりに光る 無数の窓の灯り
あの中に君が いるはずなのに
一億光年 離れているみたいだ
「友達だよ」って 笑うたびに
胸の奥が
パリンと割れる音がする
本当は 名前を呼ぶだけで
泣いてしまいそうなほど
好きなのに
大好きで 苦しくて
夜に溶け出す ネオンのプリズム
視界が滲んでく
届かない 触れたい
今すぐ会いたい
この街の光に
隠したアイラブユー
スクランブル交差点
人混みの中
君の背中を 探してしまう癖
「もしも」なんてさ
意味がないのに
更新されない この気持ちだけ
指先が送信ボタンの上で
迷子になって
また消してを繰り返す
デジタルな距離は
こんなに近いのに
心に触れる
パスワードが分からない
綺麗だね この夜景も
孤独なノイズも
君がいなきゃ ただの冷たい光
痛いよ 痛いよ
こんなに好きなのに
「なんでもないよ」って
また嘘をつく
キラキラ ひらひら
想いが舞い散る
重低音にまぎれた「大好きだよ」
切なくて夜が明けない
君という光が まぶしすぎて
都会の夜に 溶けていく
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